こんにちは。あさーひーです。
突然ですがiPhoneユーザーの方に質問です。
「ショートカット」アプリを使っていますか?
え。なにそれ?
いつかのアプデ後にいつの間にか
でホーム画面にあったやつ?
よくわからないから消しちゃったよ
なんて方も多いはず。
さらにもうひとつ質問です。
お店のレジで、ポイントアプリや
バーコード決済アプリを利用するときに
画面が暗くて読み込みができなかった経験は
ありませんか?
あります。あっ。てなって
コントロールセンターを開いて
画面の明るさをMaxにして
再度店員さんに読み込みしてもらって・・・
実はこれ
ショートカットアプリで解決できるんです!
この記事はこんな人におすすめ
・コントロールセンターを開くのは面倒だ
・レジでスマートに読み込みしたい

ショートカットとは
ショートカットを知らない方のために少し説明をさせてください。
ショートカットとは
iPhoneのショートカット機能は、複数の操作をまとめて実行できる機能です。例えばよく使う機能を起動させたり、自動化できたりします。
iPhoneのショートカットとは?
Apple純正の「ショートカット」アプリを使って、
下記のような自動操作やタスクの組み合わせを作れます:
・アプリを開く
・メッセージを送る
・音楽を再生する
・家電(HomeKit)を操作する
・Wi-Fi、Bluetooth、明るさなどの設定を切り替える
・ウェブ検索、翻訳、日付計算などの情報処理
・複雑な「もし〜なら」や繰り返し処理も可能
使い方の基本構成
ショートカットは3つのスタイルで使えます:
種類 | 説明 | 例 |
---|---|---|
ショートカット(Shortcut) | 手動で実行するアクションのセット | 画面の明るさを100%にする |
オートメーション(Automation) | 特定の条件で自動実行される | アプリを開いた際に明るさを変更する |
App Clipやウィジェット連携 | ホーム画面やロック画面で起動できる | ワンタップでカメラ起動→QRコード読み取り |
ショートカットについてなんとなく理解していただけましたか?
初めてショートカットを聞く方には少々難しいかもしれません。
なので順を追って一緒に作成してみましょう。
ショートカットを作成してみよう
作成してみると案外簡単なので一緒に作ってみましょう。
✅ 明るさを手動で明るくするショートカット(例:100%に設定)
手順:
- 「ショートカット」アプリを開く
- 右上の 「+」 をタップして新規ショートカット作成
- 「アクションを追加」→ 「明るさを設定」 と検索
- 「明るさを設定」 を選択
- スライダーで「100%」など任意の明るさを設定
- 必要に応じて名前を付けて保存(例:「明るくする」)
「ショートカット」アプリを開く

ショートカットアプリを削除してしまっている方は
App Storeから再ダウンロードをしてください。
右上の 「+」 をタップして新規ショートカット作成

右上の + マークをタップ
「アクションを追加」→ 「明るさを設定」 と検索

画面中央辺りの 🔍アクションを検索 をタップ

検索欄に「明るさを設定」と検索
「明るさを設定」 を選択

「🔆明るさを設定」をタップ

するとショートカットを動作させる
アクションが追加されました。
青い文字の「50%」をタップ
スライダーで「100%」など任意の明るさを設定

右にスライドし、「100%」にしたら完了をタップ
必要に応じて名前を付けて保存(例:「明るくする」)

これでショートカットは作成されましたが
今のままでは後述する 暗くする ショートカットを作成したときにも
名称がどちらも「明るさを設定」となってしまうので
名称を変更していきます。

… を長押しして名称変更をタップ


これでショートカットは作成完了です。
え。これだけ?
と思った方もいると思います。
そうなんです。
たったこれだけのショートカットで
めちゃめちゃ便利になるんです。
ただし今のままでは、まだ動作しないので
今度はポイントアプリ、バーコード決済アプリを開いたときに
自動で明るくなるように
オートメーション というものを組んでいきます。
オートメーションとは
オートメーションを知らない方のためにまた少し説明させてください。
オートメーションとは
特定の条件やアプリが開いた際に、設定したショートカットを自動的に機能してくれるものです。
iPhoneのオートメーションとは?
iPhoneの**「ショートカット」アプリ**内にある機能のひとつで、
条件を満たしたときに、自動でアクションを実行する仕組みです。
たとえば:
- 夜になったら画面の明るさを暗くする
- Wi-Fiに接続したら音楽を再生する
- 寝る前におやすみモードをONにする
など、決まった条件で自動的に操作が行われるようにできます。
このオートメーションという機能を使って
任意のアプリを開いたときに
iPhoneの画面の明るさを自動で明るくすることができます。
それでは設定していきましょう。
🔄 自動化したい場合(例:アプリを開いたときに明るく)
手順:「Pay Payアプリを開いたときに画面を明るくする」
- 「オートメーション」タブを選択
- 「+」→「個人用オートメーションを作成」
- 「アプリ」→「任意のアプリ」を選ぶ
- 「開いている」を選択
- 「すぐに実行」を選択
- アクションに「明るさを設定」を設定
「オートメーション」タブを選択

画面下側、中央のオートメーションタブをタップ
「+」→「個人用オートメーションを作成」

画面右上の + マークをタップ
「アプリ」→「任意のアプリ」を選ぶ

下にスクロールで移動して ↗️アプリ をタップ

いつ という欄に任意のアプリを選択します
※筆者はPay Payを選択しています
「開いている」を選択

中央にある↗️開いている、❎閉じている ですが
任意のアプリが開いているときなのか
任意のアプリが閉じているときなのか
という意味です。
今回ではPay Payが開いた時に自動で明るくしたいので
↗️開いている のみチェックを入れます。
↗️開いている をチェック
「すぐに実行」を選択

下側に確認後に実行、すぐに実行とありますが
これはオートメーションを実行するのに
許可を促すかどうかです。
確認後に実行にチェックを入れると
その都度許可を求められ
自動化の意味がなくなるのでここでは絶対に
すぐに実行 を選択してください。
すぐに実行 をタップ
アクションに「明るさを設定」を設定
ここでは先ほど作成した
ショートカットをオートメーションに組み込みます。

先ほど作成した 明るくする の
ショートカットをタップ
これで設定は完了です。
おつかれ様でした。
動作確認
それでは動作確認をしてみましょう。
さきほど設定したアプリを開いてみてください。
いかがでしょう。コントロールセンターを開かずとも、iPhoneの画面が自動で明るくなりましたか?
これがiPhoneの「ショートカット」機能です。

画面を暗くするショートカットを作成しよう
お察しの良い読者の皆様なら気付いていると思います。
明るいままで、アプリを閉じても元に戻らないんだけどー
今のままでは「自動で明るくなる」だけで
閉じた際に暗くは、元の明るさには戻らないのです。
なので次回、暗くなるショートカットを紹介します。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「iPhoneの画面の明るさを自動で明るくするショートカット」についてご紹介しました。
この記事を通して「ショートカットとは・作り方」がわかったと思います。
まずは簡単なところから、ひとつずつ試してみましょう。
継続することで、確実に変化が見えてくるはずです。
もっと詳しい方法や便利な活用術も、当ブログで紹介しているので、
興味がある方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてください!
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